馴れ初めを語れ
36: 名無しさん@おーぷん 2014/07/20(日)00:37:37 ID:???
小学校のとき近所のそろばん教室に通っていた。
ある日、教室が終わり外に出るとどしゃぶりの雨が降っていた。
その時、よく同じ時間帯に習いに来ている年上の男の子が傘をかしてくれた。
彼がなぜ傘をかしてくれたのかはわからない。
僕はカッパがあると言い、カッパを来て帰って行った。
単純な私は、そのときから彼の事が少し気になっていた。
まだ小学生だったので記憶はおぼろげなところもあるけれど、教室の出席簿で、彼の名前は覚えていた。
中学生ぐらいの時だったと思う。
机を掃除していたら、小学校の時にもらった木箱が出てきた。
私が通っていた小学校では、入学してきた1年生のために6年生が彫刻刀で彫った木箱をプレゼントする習慣があった。
木箱をどんなふうにもらったかは覚えていないけど、多分ランダムで配られる。
ただ、裏を見ておどろいた。「6年○組 △△△」
木箱の裏にあの時の彼の名前が刻まれていた。
彼の名はすこし変わっていたし、これはあのひとが作っていたものなのでは、と思った。
その頃には、もう彼を教室で見かけることは全くなかったので、きっともう辞めていたと思う。
彼とはその後、私が19歳の時に隣県で再会した。
部署は違ったけど同じ会社だった。
彼は私の事は覚えていなかったけど、教室が同じだったことを話すとびっくりしていた。
あと誰かは覚えてないけど傘をかしたことはあると言っていた。
ある日、教室が終わり外に出るとどしゃぶりの雨が降っていた。
その時、よく同じ時間帯に習いに来ている年上の男の子が傘をかしてくれた。
彼がなぜ傘をかしてくれたのかはわからない。
僕はカッパがあると言い、カッパを来て帰って行った。
単純な私は、そのときから彼の事が少し気になっていた。
まだ小学生だったので記憶はおぼろげなところもあるけれど、教室の出席簿で、彼の名前は覚えていた。
中学生ぐらいの時だったと思う。
机を掃除していたら、小学校の時にもらった木箱が出てきた。
私が通っていた小学校では、入学してきた1年生のために6年生が彫刻刀で彫った木箱をプレゼントする習慣があった。
木箱をどんなふうにもらったかは覚えていないけど、多分ランダムで配られる。
ただ、裏を見ておどろいた。「6年○組 △△△」
木箱の裏にあの時の彼の名前が刻まれていた。
彼の名はすこし変わっていたし、これはあのひとが作っていたものなのでは、と思った。
その頃には、もう彼を教室で見かけることは全くなかったので、きっともう辞めていたと思う。
彼とはその後、私が19歳の時に隣県で再会した。
部署は違ったけど同じ会社だった。
彼は私の事は覚えていなかったけど、教室が同じだったことを話すとびっくりしていた。
あと誰かは覚えてないけど傘をかしたことはあると言っていた。
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36: 名無しさん@おーぷん 2014/07/20(日)00:37:37 ID:???
私はどちらかというと受け身で、会社の人との雑談も苦手なのに、彼の前では自分が出せた。
趣味も共通するところがあったし、何より話していて楽しかった。
生まれ育った場所も近かったというのもあり、よく周辺に一緒に出掛けた。
その後、彼の転勤が決まったのを境に、なかなか会えなくなった。
でも私から連絡を取るようになって、付き合うようになった。
たまにしか会えなかったけどなぜか不安になることもなくて、ケンカもしなかった。
私が越してから約2年で結婚。
付き合ってた頃はわりとクールな人だと思ってたのに一緒に暮らすと相当甘えん坊なことがわかってきた。
旦那と再会した時、この人と結婚するとかそういうのを感じたわけではなかったのだけど
木箱に刻まれていた名前を思い出すたびに、この人とは会うことが決まっていたのかな、とは思う。
旦那には、木箱の事をだいぶあとになってから話したことがありますが「そんなの作ったっけ」と全く記憶にないようです…
趣味も共通するところがあったし、何より話していて楽しかった。
生まれ育った場所も近かったというのもあり、よく周辺に一緒に出掛けた。
その後、彼の転勤が決まったのを境に、なかなか会えなくなった。
でも私から連絡を取るようになって、付き合うようになった。
たまにしか会えなかったけどなぜか不安になることもなくて、ケンカもしなかった。
私が越してから約2年で結婚。
付き合ってた頃はわりとクールな人だと思ってたのに一緒に暮らすと相当甘えん坊なことがわかってきた。
旦那と再会した時、この人と結婚するとかそういうのを感じたわけではなかったのだけど
木箱に刻まれていた名前を思い出すたびに、この人とは会うことが決まっていたのかな、とは思う。
旦那には、木箱の事をだいぶあとになってから話したことがありますが「そんなの作ったっけ」と全く記憶にないようです…
37: 名無しさん@おーぷん 2014/07/20(日)00:54:35 ID:???
小説みたい、いい話
語り口も素敵
語り口も素敵
45: 名無しさん@おーぷん 2014/07/23(水)00:08:44 ID:???
ものすごく素敵な話ですね。運命ってやっぱりあるのかな。
いつまでもお幸せに
いつまでもお幸せに
38: 名無しさん@おーぷん 2014/07/20(日)09:24:26 ID:???
運命を信じたくなる良い話だ。
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みんなの反応
作っても煩悩捨てないと駄目だぞ
怪我しないようにね
まて、彫刻刀だけだと危ない人にしかならない!
もらえるの待っとくよ。
実はガンプラの作り方を手ほどきしてくれる彼氏が欲しいのですが…友達でもいいです(´・ω・`)
運命を感じてそういう行動をとるから
運命になっちゃうんだと思うな
何か運命あるのかな?
料理がうんめー
♪ (・∀・∩) カッパッパ♪
【( ⊃ #) ルンパッパ♪
し'し'
かっこいいな
通報しといた。後のことは気にせず逝け
合羽を買いに行こう
今日めっちゃ晴れてるけど。
うむ、いただこう
カエルに似た宇宙人「呼んだでありますか?」
なんかこう、大正時代あたりの小説に出てくる会話のようで素敵☆
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女は振袖、袴に無骨な番傘をもってる感じね
「男が外套を翻しながら雨の中に走り消えていく様を、女はしばしの間軒下にて見送り佇むのであった」
みたいなwみたいなw
で、男はぜひ下駄ばきでww
役者は出来れば若き日の裕次郎様がいいなあw
かあさんぼくのを貸しましょか
きみきみこの傘さしたまえ
僕ならいいんだ母さんの
大きな蛇の目にはいってく
大正時代ならこれやで。
昭和30年代なら「ん!」
軍曹はお呼びじゃねーよ(-_-;)
気の利いたコメが浮かばない自分は、とりあえずカッパを着て脇に傘を置いてそろばん教室の前で彫刻刀で木箱を作ってみるわ
ガノタ(55)「僕でよければ」
ほのぼのだってばww
傘がない陽水さんはお引き取り下さいwww
トシばれるwww
いろいろぶっこみ過ぎて、近寄れない人になっちゃってるぞw
案件事案じゃねーかw
「ん!」
脳内再生完璧でしたわww
なにそれ素敵…。
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ウホッ
┌(┌^o^)┐ホモォ…
たまには掘られましょう